JFEスチール、ロードクールを川崎市に寄付

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JFEスチール、ロードクールを川崎市に寄付
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JFEスチールは、社会貢献の一環として、ヒートアイランド現象抑止保水材『ロードクール』を用いた保水性舗装を川崎市等々力緑地内に施工し、同市に寄付したと発表した。

今回寄付した等々力緑地の保水性舗装は、川崎市公害研究所が推進する市内のヒートアイランド現象の分析や、シミュレーション解析のためのデータ採取に活用される。また、小中学生の環境教育など、ヒートアイランド対策の啓発活動などに役立てていく。

ロードクールは、同社が開発した鉄鋼副産物を原材料とする保水性舗装材、一昨年から全国各地で採用されている。従来の保水性舗装の性能を大幅に向上させ、長期にわたって安定した性能の発現を可能にした鉄鋼副産物を用いたエコ材料で、保水材舗装の表面は、通常舗装に比べて最大で15度以上の温度低減が可能で、雨水を短時間で効率的に吸収でき、降雨時の水溜りができにくい。土壌を汚染する有害金属などの溶出がない。

ロードクールに使用される保水材の原料となる鉄鋼副産物は、高炉で銑鉄を製造する際に生成する石灰石、シリカ、アルミナなどを主成分とする天然岩石に類似した無機材料であり、セメント原料、コンクリート用骨材などに広く利用されている。

同社は、この鉄鋼副産物について、ヒートアイランド現象抑止や珊瑚礁の再生など、環境に貢献する技術開発を精力的に推進している。

《レスポンス編集部》

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