GMが提唱するV2Vシステムとは?

自動車 テクノロジー ITS
GMが提唱するV2Vシステムとは?
GMが提唱するV2Vシステムとは? 全 6 枚 拡大写真

GMが「近未来の交通コミュニケーションシステム」として開発をすすめている「V2V」について最新の情報を明らかにした。V2Vとは文字通り、車同士がコミュニケーションを行い、道路の渋滞情報などを共有する、という究極のインテリジェント・ハイウェイシステムのこと。

【画像全6枚】

このシステムが一般的になれば、例えばつぎのようなことが可能になる。

ハイウェイを走行中、突然交通がスローダウンする。しかしドライバーにはすぐにその理由が分かる。反対車線から来る車が、前方で事故渋滞が起こっていることをこちら側に情報として送信するためだ。

また、パトカーなどの緊急車両の接近も報せてくれるから、早めに道を空けるなどの対応を取ることもできる。このほか、交差点に別方向から侵入する車があるかどうかをあらかじめ報せ、事故を予防する警報システムなど、V2Vには様々な可能性がある。

V2Vはサテライトナビゲーションシステムを使い、LANによって個々の車をつなぐことで実現する。1台の車がコミュニケートできる範囲は500メートル四方で、前もって渋滞や危険を察知するには充分な距離だという。

現在多くのメーカーがV2Vの実現を目指しているが、すべてが同じシステムで、しかも9割以上の車がシステムを設置して初めて機能することができる。

GMによると、今すぐにすべての自動車メーカーがシステム導入を始めても、実際に機能できるにはあと10年は必要だと言う。しかし最初にシステムを実施することが今後のスタンダード作りにも役立つ。

GMでは今年秋からシステムのテスト導入をヨーロッパで開始し、数年内にアメリカで販売する車にV2Vをスタンダード装備できる体制作りを目指している。

《Sachiko Hijikata, US editor》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキ『スイフトスポーツ』が2027年復活? 48Vターボ搭載で次期GRヤリスのライバルに
  2. トヨタ『プロボックス』25年目にフルモデルチェンジか…8月のスクープ記事ベスト5
  3. プジョー、シトロエン、DS、フィアットの9車種1万9147台をリコール…走行中にエンジン停止のおそれ
  4. 【全文PDFプレカン】マツダ2027年3月期第1四半期決算説明会
  5. 【トヨタ bZ4Xツーリング 新型試乗】「これなら売れるに決まってる」ただ長くなっただけじゃない、別モノの進化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 交通空白の解消へ、交通コンサルティング事業を開始…西鉄とネクスト・モビリティ
  5. マクラーレン、2028年市販の新型スーパーカーをプレビュー…伝説の「マクラーレンF1」以来のMT搭載
ランキングをもっと見る