古河電池、自動車用鉛蓄電池の卸価格を25%以上の値上げへ

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古河電池は、9月1日から自動車用鉛蓄電池と産業用蓄電池の出荷価格を値上げすると発表した。

鉛蓄電池の主原料の鉛価格は今年3月に価格改定したが、その後も1.5倍と高騰するなど、過去最高レベルとなっている。加えて、蓄電池に関するその他のニッケルパウダーやポリプロピレン、などの原材料も値上げとなっており、製造コストが上昇している。

同社では、コストアップを吸収するため、原材料費の低減や生産効率化などのコストダウンで吸収に努めてきたものの、鉛価格やニッケルパウダー、樹脂などの上昇分は自助努力だけでは吸収できなくなっていると、している。今後も高水準の価格が続く見通しなため、バッテリーの値上げを決めたとしている。

値上げ率は自動車用鉛電池とサイクルサービス用鉛電池がそれぞれ25%以上、二輪車用鉛電池と産業用鉛電池がそれぞれ20%以上、産業用アルカリ蓄電池が10%以上となっている。

《レスポンス編集部》

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