【D視点】デザインを考えるチャンス…Mini、MINI、新型MINI

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【D視点】デザインを考えるチャンス…Mini、MINI、新型MINI
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「違い探し」や「隠し味発見」の楽しみ

本年始めに日本に導入された新型『MINI』(ミニ)は、巷では既に多く走っているはずだが、初代MINIと見分けられる人は相当のファンかもしれない。

初代と比べて大きさの変化は無いに等しい。全幅、全高は変らず、前後それぞれ20mm強長くなっているだけ。また、エクステリアデザインも初代のイメージを変えないようにして、デザインのリファインや、品質、安全性の向上を図っているので、変わったことが判らなくても不思議はない。

例えば、歩行者保護のために膨らませたボンネットも、説明を受けて、やっと変化に気付く程度。また、エイミング調整対策をしたヘッドランプのデザインも、変えないことの執念さえ感じさせる出来となっている。

この考え方はインテリアのダッシュボードを始めとした部品類にも共通しており、ドアハンドルなど完成された感じの部品は、変えずに使っているようだ。

見た目の印象を変えない努力と反比例するように、目立たないところは安全、省エネ、そして走りなどの改良が積極的になされており、乗るほどに良さが発見できるのが新型MINIといえる。

「違い探し」とか「隠し味発見」という、新しい楽しみ方を提供してくれる新型MINIだが、モデルチェンジのあり方の提案としての意義も大きい。
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《松井孝晏》

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