【D視点】デザインを考えるチャンス…Mini、MINI、新型MINI

自動車 ニューモデル 新型車
【D視点】デザインを考えるチャンス…Mini、MINI、新型MINI
【D視点】デザインを考えるチャンス…Mini、MINI、新型MINI 全 12 枚 拡大写真
1
「違い探し」や「隠し味発見」の楽しみ

本年始めに日本に導入された新型『MINI』(ミニ)は、巷では既に多く走っているはずだが、初代MINIと見分けられる人は相当のファンかもしれない。

初代と比べて大きさの変化は無いに等しい。全幅、全高は変らず、前後それぞれ20mm強長くなっているだけ。また、エクステリアデザインも初代のイメージを変えないようにして、デザインのリファインや、品質、安全性の向上を図っているので、変わったことが判らなくても不思議はない。

例えば、歩行者保護のために膨らませたボンネットも、説明を受けて、やっと変化に気付く程度。また、エイミング調整対策をしたヘッドランプのデザインも、変えないことの執念さえ感じさせる出来となっている。

この考え方はインテリアのダッシュボードを始めとした部品類にも共通しており、ドアハンドルなど完成された感じの部品は、変えずに使っているようだ。

見た目の印象を変えない努力と反比例するように、目立たないところは安全、省エネ、そして走りなどの改良が積極的になされており、乗るほどに良さが発見できるのが新型MINIといえる。

「違い探し」とか「隠し味発見」という、新しい楽しみ方を提供してくれる新型MINIだが、モデルチェンジのあり方の提案としての意義も大きい。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 続きを読む

《松井孝晏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  4. 晴れた日の洗車が愛車を傷つける! “夏洗車”の落とし穴と対策~Weeklyメンテナンス~
  5. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る