【ジャガー C-XF 日本公開】ウエッジシェイプの理由
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ジャガーといえば尻下がりのショルダーラインやリズムの効いたショルダーラインが特徴的だった。これまでとは違う手法の鋭いショルダーライン、ウエッジシェイプに仕上がったジャガーにはこんな背景があったようだ。
C-XFのプロジェクトを開始するにあたり、歴代ジャガーの純粋さ、スタンス、プロポーションを研究。当時のライバル車に比べ4ドアスポーツカーと呼べるものだったと分析。今回は、ウェッジシェイプのショルダーラインと尻下がりのキャビンを併用してジャガーらしさを表現したようだ。ドアノブもB・Cピラーに収められ、スポーツカー的な処理になっている。
もう一つ特徴的なのは、ライトキャッチャーと呼ばれるサイド面、リアバンパーの上向き面。ジャガーでは珍しくハイコントラストな表情になっているのは注目。「車高を低く見せるとともに、道の上でどのように車が佇むか、スタンスを強める手助けをします」と、メーカーはアナウンスしている。
C-XFは、1月に行われたデトロイトモーターショーで、カー・オブ・ザ・ショーに選ばれている。将来のジャガーデザインの方向性が間違っていないと確認できたと、ハットンさん。
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