23日早朝、秋田県五城目町内の県道を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱し、散歩をしていた小学生児童の列に突っ込む事故が起きた。女子児童1人が顔面打撲の軽傷を負っており、警察ではクルマを運転していた58歳の男を逮捕している。
秋田県警・五城目署によると、事故が起きたのは23日の午前6時30分ごろ。五城目町内川黒土付近の県道を走行していた乗用車が蛇行しながら対向車線側に逸脱。道路右側を散歩していた小学生児童の列に突っ込んだ。クルマのドアミラーが11歳の女児の顔面を直撃。打撲などの軽傷を負い、近くの病院で手当てを受けた。
クルマを運転していた58歳の男は立っていられないほどの泥酔状態だったこともあり、警察では道路交通法違反(酒酔い運転)の現行犯で逮捕。自動車運転過失傷害容疑でも調べを進めている。
また、この男が酒に酔っていることを知りつつ、クルマを貸した上で同乗していた46歳の男も道交法違反(飲酒運転幇助)容疑で逮捕している。この男は免許を所持しておらず、亡くなった父親名義のクルマを日常的に貸していたようだ。