検問突破、海に飛び込んで逃走図る 少年を逮捕

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24日未明、飲酒検問から逃走した17歳の少年が兵庫県赤穂市内の海岸から海に飛び込み、警官の追跡を逃れようとする事件が起きた。少年は約30分ほど海で泳いでいたが、最終的には陸に戻り、道路交通法違反(無免許運転)の現行犯で逮捕された。

兵庫県警・交通機動隊によると、事件が起きたのは24日の午前0時20分ごろ。同隊が相生市相生付近の国道250号で飲酒検問を実施していたところ、1台の乗用車が停止命令を無視し、さらにはスピードを上げて逃走した。

運転者に飲酒運転や交通違反の疑いもあるため、待機していたパトカー2台がただちに追跡を開始。クルマはその後、約4kmに渡って走り続けたが、赤穂市御崎付近で海岸に到達。フェンスに行く手を阻まれたが、運転していた若い男はさらに徒歩で逃走。警官も同様に追跡してくるのがわかると、服を脱いで海に飛び込んだ。

警官はその場に待機して「無駄だから上がって来い。出てくるまでここにいるぞ」などと呼びかけた。当初、男はこれを無視していたが、飛び込んでから約30分後に陸に上がったところで身柄を拘束。その後の調べで17歳の少年と判明したため、無免許運転の現行犯で逮捕した。

調べに対しては「無免許運転で捕まるのが嫌だった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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