警官の飲酒運転で不適切処理 大阪府警

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大阪府警は26日、阿倍野署に所属する2人の警官が、飲酒運転で検挙した京都府警の警官を書類送検せず、違反キップで処理していたことを明らかにした。大阪府警の内規では「飲酒運転した警官は原則として書類送検」と定められているが、2人はこの内規に反していた。

大阪府警・監察官室によると、この2警官は7月6日の午後8時ごろ、大阪市阿倍野区松崎町付近で実施していた交通検問において、京都府警・右京署に所属する33歳の巡査を道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で摘発した。大阪府警では「警官の飲酒運転については、原則として道交法違反で書類送検」という内規があるが、2人の警官は「書類送検すると懲戒の対象になる」と考え、違反キップで処理することを申し合わせ、キップの職業欄には「公務員」と記載していた。

摘発された京都府警の巡査も上司に事実の報告を行わなかったが、検察庁・大阪区検に出頭した際に警官であることを告白。大阪区検から大阪府警に「他府県も含め、警官の違反は原則として書類送検ではないのか?」と連絡が入り、2警官による隠蔽も発覚している。

大阪府警では「誠に遺憾である」として、2警官に対して懲戒処分の実施を検討。飲酒運転を行った巡査は交通課に所属としていることから、京都府警も「何らかの処分は実施する」と話している。調べに対し、摘発された巡査は「昼間に飲んだ酒が残っていたようだ」などと話していたという。

《石田真一》

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