日本自動車工業会が発表した2007年上半期(1−6月)の自動車国内生産実績によると、四輪車の生産台数は、前年同期比0.1%増の571万1995台で、微増ながら6年連続で前年をキープした。国内需要のマイナスを輸出がカバーした。
車種別では、乗用車が同1.1%増の491万5535台と微増だった。小型車が同20.7%減の137万8021台と大きく落ち込んだものの、輸出が好調な普通車が同16.7%増の274万8512台、国内販売が順調に推移している軽自動車が同2.6%増の78万9002台とプラスだった。
トラックは同7.0%減の74万6532台と落ち込んだ。普通トラックは同3.2%増の33万8967台だったものの、小型トラックが同12.4%減の18万7223台、軽トラックが同15.3%減の22万342台と落ち込んだ。
上半期の国内需要は同7.4%減だったが、輸出は同8.9%増だった。