【新聞ウォッチ】安全環境で「技術の日産」復活をアピール

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【新聞ウォッチ】安全環境で「技術の日産」復活をアピール
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年8月7日付 

●クライスラー再建始動 新トップにナルデリ氏(読売・8面)

●日産が新ディーゼル 低燃費、低CO2 NOxも抑制 来秋にも国内販売(読売・11面)

●「ワゴンR」6カ月連続首位、7月の新車販売(読売・11面)

●オートバックス 損保設立、自動車向け 米大手AIGと共同で(読売・11面)

●高機能カーナビ、カギは低価格化、渋滞予測、「着うた」、安全システム、各社差別化競う(産経・3面)

●三菱ふそうなどリコール(東京・26面)

●トヨタ、世界生産1000万台、部品各社に来年計画提示、北米・中国で販売拡大(日経・11面)

●日産、相次ぎ実用化 追突回避へ自動減速i、カメラ画像で駐車手助け(日経・13面)

●新・産業連関図、ヒットは部品で創れ ハイブリッド車、「プリウス」(日経・13面)

ひとくちコメント

日産自動車が横須賀市にある追浜事業所内で報道関係者向けに「先進技術説明会」を行った。きょうの各紙にも「日産が新ディーゼル 来秋にも国内販売」(読売)など、経済面のトップ記事として大きく取り上げている。

事業所内にあるテストコースでは新開発のクリーンディーゼルエンジンを搭載した試作車にも試乗したが、ディーゼルエンジン特有の振動音も少なく、ガソリン車と比べてもそれほど違和感はなかった。環境対応車ではトヨタ自動車などがハイブリッド車で先行しているが、この分野で出遅れている日産は「クリーンディーゼル乗用車」を先行投入して巻き返しを図る狙いである。

この日の「先進技術説明会」では、クリーンディーゼルのほかにも、やっかいな縦列駐車などをサポートするアラウンドビューモニターをはじめ、安全な車間距離を維持するDCAシステム、歩行者との追突時に衝撃を緩和するホップアップエンジンフードや飲酒運転防技術など、ワールドプレミアを含めた「安全、環境技術」が目白押し。久々に「技術の日産」復活を印象付けた。

《福田俊之》

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