日産系トータルカーライフショップのカレスト幕張で4日・5日に開催された『NISMOフェア』。5日は、スペシャルゲストとして、松田次生選手が登場。松田選手が'06年型の22号車MOTUL AUTECH Zに乗り、デモ走行を行った。
駐車場に設営された特設スペースで、非常に短い距離ながら、観客とZとの距離が非常に近く、目の前を通過するときの間はわずか5mほど。2997ccの水冷V型6気筒ツインターボ「VQ30DETT」エンジンのサウンドは、アイドリングしただけで隣の人とまともに会話できないほどである。
そのままゆっくりと10mほど走ってストップし、ピットワークシミュレーション開始。松田選手が「1秒も2秒もタイムを削ってくれるので、非常に助かります」と感謝するNISMOスタッフは、SUPER GTでも非常にタイヤ交換が早いことで定評がある。実際に4輪とも交換した後、松田選手はサービス精神旺盛にタイヤスモークを猛烈に上げまくって再スタートし、GTマシンの迫力に誰もが圧倒されていた。
その後は、松田選手が観客から選んで、タイヤ交換体験。参加した中にはお父さんも多かったようで、お子さんにいいところを見せるためにがんばっていた。また、そして、子供たちが松田選手とジャンケン大会を行ない、さらにはGTマシン搭乗&撮影会。夏休みのいいイベントという風景であった。