日本板硝子の子会社、インドに自動車用ガラス工場を建設

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日本板硝子は、連結子会社のピルキントン社が、インド・ヴィシャカパトナム市に自動車用ガラス工場を建設すると発表した。

新設する工場はグループのピルキントン社が経営し、生産開始は2008年夏頃の予定。建設費用は約1500万ユーロで、生産能力はフロントガラスが年産約50万枚で、従業員は約350人の予定。

工場を建設するインドのヴィシャカパトナム市は、インド東岸の中央部に位置するアンドラ・パラデシュ州に属しており、建設予定地は、地元政府の支援のもと、高いコスト競争力を備えている。また、地元地域はインドでも高い成長が見込まれており、内外からの投資が集まる中、道路・鉄道などのアクセスやユーティリティなどインフラも整い、沿岸部には原材料輸入と製品輸出の可能な国際港とコンテナターミナルがある。

インド自動車市場は急成長しており、2020年には7500万台を超えると予想されている。インド経済の年成長率は9%を越えており、自動車セクターは近年20%を超える年成長率を示している。

日本板硝子では、グループによるインドでの事業拡大を確実なものとし、世界ナンバーワンのガラスメーカーとなるため、インドに進出することを決めたとしている。

《レスポンス編集部》

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