GMといすゞ、南米3カ国の合弁販売会社設立を検討へ

自動車 ビジネス 企業動向

ゼネラルモーターズ(GM)といすゞ自動車は、南米アンデアン3か国でのいすゞ商用車の販売強化のため、合弁会社設立を含む協業強化に合意し、覚書を調印した。

今回の覚書には、コロンビア、ベネズエラ、エクアドルのアンデアン3か国で、シボレーブランドによるいすゞ商用車の販売に特化した合弁会社の設立を検討することを含んでいる。

GMアンデアン地区統括のパブロ・ロス社長は、「いすゞとGMは、南米において長年、協業を進めてきており、この間、GMの南米工場で生産し、シボレー販売網を通じシボレーブランドでGMが販売するいすゞ商用車の販売台数およびシェアを着実に向上してきた。大きな市場成長が見込まれる南米地域において、いすゞとの協業関係を拡大する」とコメントしている。

2003年以降、2倍以上に全需が拡大した南米アンデアン3カ国でGMは2006年に1万4580台のいすゞトラックを販売し、シェアは24.7%を確保している。

GMといすゞは、同地域での販売機能を強化するとともに、『エルフ』、『フォワード』クラスのトラックを新規投入、商用車の販売台数と市場シェアを大幅に拡大する計画だ。

両社の協業検討は、2007年末までに完了する見通し。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ヤリスクロス』と『カローラクロス』の約10万台にリコール…パノラミックビューで映像が確認できない
  2. トヨタ『ライズ』、5色のカラフルなフルーツテーマで登場…土曜ニュースランキング
  3. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
  4. 日産『エクストレイル』e-POWERの9197台でリコール…発電停止と走行不能のおそれ
  5. トヨタの小型ミニバン『ルミオン』、安全性を大幅向上…スズキからのOEMモデル
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る