【最新カーナビ徹底ガイド2007夏】パナソニック CN-HDS965TD「地デジだけではない、新型Fクラスの実力」…ショップ店員

自動車 ニューモデル 新型車
【最新カーナビ徹底ガイド2007夏】パナソニック CN-HDS965TD「地デジだけではない、新型Fクラスの実力」…ショップ店員
【最新カーナビ徹底ガイド2007夏】パナソニック CN-HDS965TD「地デジだけではない、新型Fクラスの実力」…ショップ店員 全 5 枚 拡大写真

地デジ受信性能の強化や「おでかけストラーダ」など、話題に事欠かないストラーダのフラッグシップ「Fクラス」。販売店の現場ではその評価はどうなのか。「スーパーオートバックスかわさき」のカーナビコーナーでフロアリーダーを務める宮当秀司さんに話を聞く。

◆地デジの登場で存在感を増した「ストラーダ」ブランド

----:パナソニックは「ストラーダ」を立ち上げてから今年で4年目になりますが、同ブランドに対するお客様の見方はどう変化してきましたか。

宮当:販売の現場でも、「ストラーダ」のブランドイメージは確立された感はありますね。特にTVチューナーや液晶の画質など映像系で強みを発揮しています。昨年の後半あたりから、地上デジタルのカーナビへの導入が一気に進みましたから、この分野で強いストラーダはかなりの人気でしたね。

----:やはりユーザーにはテレビ周りの機能が受けているのでしょうか。

宮当:それがお客様の声を聞いてみると、AV機能だけでなくナビ機能の評価も高いんですよ。当店でもストラーダを実際に使っているスタッフがいますが、2トップメニューに代表されるインターフェースや、音声案内のタイミングといった基本的な部分でもストラーダの評判がいいのです。「AV機能を目当てで買ったけど、思いのほかナビの機能が優れていた」、というお客様も実際いますから。

----:新モデルではさらなる地デジスペックの強化をアピールしていますね。お客様の反応はいかがでしょう。

宮当:ストラーダはまずワイドVGA液晶とVIERAの画像エンジンという表現装置でアドバンテージがあります。そして今回、Fクラスとしては初めて4アンテナ・4チューナーを組み合わせてきたことで、その優位が強化されたという印象です。ただ、4アンテナ・4チューナー化による恩恵は、店頭ではなかなか実感していただけないのが困ったところですね(笑)。テレビなどエンターテインメントで選ばれる方には、ストラーダが筆頭候補になると思います。

----:購入層はどのようなお客様が多いですか。

宮当:CMなどの露出が多いので、指名でいらっしゃる方は多いですね。また、ナビに対して耐久性やサポートなど「購入後」のことを考えている方がストラーダを選ぶ、というケースがときおり見られます。他社がサポートで劣っているということでは決してないのですが、「松下電器」という企業に対するユーザーの信頼感の高さが伺えると思います。

◆「おでかけストラーダ」はキラーコンテンツになるか

----:そのストラーダも、「おでかけストラーダ」で本格的にネット連携に着手しました。

宮当:今年の新モデルでは各社さまざまなネット連携機能を導入してきましたが、「おでかけストラーダ」は、PC・ケータイ(2007年8月現在、対応キャリアはNTTドコモのみ)の両対応で、SDカード経由でナビにデータをとりこむ方法をとりました。パイオニアさんの「ナビスタジオ」ではブレインユニットによるデータ取り込み、富士通テンさんの「ケータイリンク」では赤外線を利用した通信をおこなっていますが、SDカードを利用するストラーダは一番手堅い手法をとってきたという印象です。いずれもまだサービスが立ち上がったばかりですので、今後の盛り上がり次第では強力なサービスになりそうですね。

----:地デジ以外にも注目の機能が揃った新型Fクラスですが、そのほかに宮当さんが注目している部分はどこでしょう。

宮当:Bluetoothオーディオの採用やアンプ性能の向上など、話題の多い新型ストラーダですが、やはり家電との連携に優れていることが大きな特長ですね。SDカードの標準搭載を初めとして、番組表が家庭のテレビと同じ感覚で使えることや、今後「アクトビラ」(テレビ向けのネットサービス)でおでかけストラーダが利用できるようになるといった点はパナソニックならではのアピールポイントだと思います。家電や携帯との親和性が高まるとセールススタッフとしてはカーナビ以外のことも勉強しなくてはならないので大変ですが(笑)、家電ユーザーやケータイユーザーがナビに関心を向けてくれるきっかけになりますから、歓迎したい進化ですね。

----:ありがとうございました。

BACK機能紹介カーナビゲーションの証言TOPへ

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 日本にはないアバルトの高性能SUV、『パルス アバルト』が大胆イメチェン!
  4. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る