トヨタ自動車が30日発表した『ヴァンガード』は、トヨタカローラ店にとっては『クルーガー』の後継的な位置づけとなるが、街乗りにも違和感のない高級SUVとして顧客層の拡大を図る。
また、ミディアムサイズ上級車の中核チャンネルであるトヨペット店でも扱うこととした。モデルサイクルの月間販売目標は2500台と、2チャンネル扱いにしては少量だが、「SUV市場の拡大」(渡辺捷昭社長)による国内市場のテコ入れ策として投入した。
プラットフォーム(車台)は、『RAV4』『エスティマ』さらに高級2BOXの『ブレイド』と共通化しており、トヨタならではの車種展開といえる。