脱輪した軽乗用車が炎上、5人死傷

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8月29日朝、奈良県奈良市内の県道を走行中の軽乗用車が路外に逸脱。直後に炎上する事故が起きた。運転していた57歳の女性と、同乗していた男児は車外に脱出したが、逃げ遅れた3人が焼死している。

奈良県警・天理署によると、事故が起きたのは8月29日の午前8時55分ごろ。奈良市都祁白石町付近の県道を走行していた軽乗用車が路外に逸脱。側溝に脱輪した状態で立ち往生し、炎上しているのを通行人が発見。消防に通報した。

クルマには5人が乗車していたが、このクルマを運転していた57歳の女性と、同乗していた年齢不肖の男児は車外に脱出。助手席に乗っていた女性と後部座席の女児2人は車外に脱出することができず、クルマの鎮火時に遺体で発見されている。脱出した2人も重度のヤケドを負っており、重傷だという。

現場は見通しの良い直線区間。クルマは何らかの原因で道路左側の路外に逸脱し、車体の左側を側溝に落とす状態で立ち往生したとみられる。出火までには約10分程度の時間を要したとみられるが、車外への脱出は出火後だった。運転していた女性は発見者に対して警察や消防への通報を控えるように依頼したとの情報もあり、警察では事故の詳しい経緯について調べを進めている。

《石田真一》

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