バイクに追突した男、車当たり捜査で突き止めた

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今年7月に東京都墨田区内の国道14号で前走するバイクに追突して転倒事故を誘発し、運転者を死亡させながらも現場から逃走したとして、警視庁は8月30日、埼玉県さいたま市内に在住する56歳の男をひき逃げ容疑で逮捕した。

警視庁・交通捜査課によると、問題の事件は今年7月3日の午前4時25分ごろ発生した。墨田区緑付近の国道14号を走行していた42歳男性の運転するバイクに対し、後ろから走ってきたクルマが追突した。バイクはクルマに押し出されるようにして転倒。運転していた男性は路上に投げ出され、街路灯などに激突したことが原因で死亡した。

クルマは現場から逃走したため、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始した。現場に残されていた容疑車両のものとみられる破片や、近くの商店に設置されていた防犯ビデオの画像から逃走した車種を特定。このクルマの車当たり捜査を進めた結果、さいたま市緑区内に在住する56歳の男が容疑に関係した可能性が高くなり、任意での事情聴取を続けていたところ、容疑を大筋で認めたことから自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

調べに対して男は「前方不注意から衝突した」と認めており、「バイクが転倒する様子を見たことで恐ろしくなって逃げてしまった」などとも話しているという。

《石田真一》

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