松下、ポータブルカーナビを欧州市場にも投入へ

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松下、ポータブルカーナビを欧州市場にも投入へ
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松下電器産業パナソニック・オートモーティブシステムズ社は、日本・中国・北米に続いて、ヨーロッパの市販ナビ市場向けに『Strada』(ストラーダ)のナビゲーションシステムを発売すると発表した。

同社は、2003年7月に国内市販向けナビゲーションのサブブランドとして「ストラーダ」を立ち上げ、2005年3月に中国、2007年4月に北米で新製品を投入した。

今回、10月からヨーロッパで、同社初となるPND(ポータブル・ナビゲーション・デバイス)タイプのストラーダの新製品を市場投入することで、グローバル展開を加速させる。

カーナビはこれまで、日本が先行してきたものの、最近では海外でも急速に普及が進んでいる。2007年度のグローバル市販カーナビゲーションの総需要予測は約1500万台に成長、特に取り付けなどが簡単で手軽さが好評のポータブルタイプが、需要の約90%を構成すると見込んでいる。

今回、ヨーロッパ向けに発売するポータブルナビは『CN-GP50N』。ストラーダの基本特長である「使いやすさ」にこだわり、視認性に優れた5V型ワイド液晶ディスプレイを搭載し、メニュー画面をはじめ操作画面上の主要ボタンをより大きくシンプルにデザインすることで、タッチパネルでの簡単操作を実現した。

ヨーロッパでは国境をまたぐドライブが多くなるため、豊富な検索用情報に加え、ヨーロッパ主要37か国分の道路地図情報を収録、音声ガイドは21か国語に対応するなど、より多くの国のドライバーに利用できるようにした。

さらに、Bluetooth(ブルートゥース)対応、JPEG画像ビューワー機能搭載など、拡張性も充実した。

同社は欧州市場への参入により、海外市販ナビ市場の拡大とストラーダのイメージ向上を図り、海外でも市販カーナビゲーション市場をリードしていくとしている。

《レスポンス編集部》

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