旭硝子、子会社の旭ファイバーグラスを分割・株式譲渡へ

自動車 ビジネス 企業動向

旭硝子は、子会社の旭ファイバーグラスのガラス短繊維事業、工業材料事業を新設分割して新設会社の全株式を譲渡すると発表した。

旭硝子では、中期経営計画で、主要事業領域での経営資源を集中することを掲げており、事業ポートフォリオの見直しと経営資源の再配分について継続的に検討している。

旭ファイバーグラスは、主に日本国内で住宅用断熱材に用いられるガラス短繊維や工業材料であるガラス繊維強化熱可塑樹脂などを製造・販売しているものの、今後旭硝子グループとして積極的に資源投入を図る事業分野とのシナジーが少ないと判断した。コア事業への経営資源の集中という経営方針から、旭ファイバーグラスのガラス短繊維やガラス繊維強化熱可塑樹脂などの事業を譲渡する。

事業譲渡では、現在の旭ファイバーグラスの主要事業であるガラス短繊維事業、工業材料事業を同社から新設分割した上で、新設会社「旭ファイバーグラス」に全株式を譲渡する。主要事業以外の非営業資産を保有することとなる分割会社の旭ファイバーグラスはAGCエステートに社名を変更して全株式を旭硝子が保有する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. スクーターに求めるのは日常か、非日常か? “個性つよつよ”な2台、ヤマハ『NMAX155』とホンダ『ADV160』を徹底比較!
  3. 話題の日産の新型セダン『N7』がお目見え! 日本導入に期待せざるを得ない…ジャパンモビリティショー2025
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. 三菱自動車、新型EVと『アウトランダー』のオフロード仕様を北米投入へ…2026年度
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る