9日夜、大阪府摂津市内の府道を走行していた乗用車が信号待ちの車列に突っ込み、車両7台が関係する多重衝突事故に発展した。この事故で追突車を運転していた男性が重傷。被衝突側の8人も軽傷を負っている。
大阪府警・摂津署によると、事故が起きたのは9日の午後7時ごろ。摂津市鳥飼和道付近の府道で、第1車線を走行していた乗用車が信号待ちの車列に衝突。弾みで第2車線側の車列にも衝突した。
この事故で両車線にいた車両6台が小破。結果として7台が関係する多重衝突事故に発展した。この事故で追突してきたクルマを運転していた36歳の男性が骨折などの重傷。6台に乗っていた8人も打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。
現場は片側2車線の直線区間。警察では追突車を運転していた男性の回復を待ち、自動車運転過失傷害の容疑で事情を聞く方針だ。