前日の安倍首相の辞任表明に関して相場は織り込み済み。前日下げた反動で幅広い銘柄に買いが入ったが、米国の金融政策、国内の政局などの方向性を見極めたいとのムードが強まり、全体相場は小反発。円相場が1ドル=114円台で推移し輸出関連株は軟調だったが、自動車株は高安まちまちとなった。
日産自動車が前日比5円高の1100円と続伸し、ホンダが60円高の3760円と上昇。日野自動車、富士重工業やマツダ、ダイハツ工業がしっかり。
一方、トヨタ自動車が70円安の6380円と反落。信用取引での買い残が多く、上値の圧迫要因となっているようだ。いすゞ、スズキがさえない。