トンネル内を走行中のクルマから出火、路上落下物が原因

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15日午前、和歌山県海南市内の阪和自動車道上り線のトンネル内で、走行中の乗用車から突然出火する事故が起きた。火はすぐに消し止められ、負傷者は出なかった。道路上に落ちていた畳を底部に引っ掛け、走行摩擦と排気管による熱で発火したようだ。

和歌山県警・高速隊によると、事故が起きたのは15日の午前11時30分ごろ。海南市下津町橘本付近の阪和自動車道上り線・下津トンネル内を走行していた45歳男性の運転する乗用車の床下から突然出火した。

男性はクルマをトンネル内で停車させ、消火器を使って消火。火は車体の底部などを焦がしただけですぐに消えた。火災によるケガ人は出なかったが、影響によって海南〜吉備南インターチェンジ間の上下線が約1時間10分に渡って通行止めとなった。

出火したクルマは路上に落ちた畳を踏んだが、これを底部に挟んだまま約4km走行。走行による摩擦熱と、排気管の熱によって出火したものとみられている。

《石田真一》

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