17日早朝、青森県八戸市内の市道で衝突事故を起こした軽トラックと、その近くに倒れている76歳の男性を通行人が発見、警察に届け出た。男性はすでに死亡しており、警察では事故による受傷が原因で死亡したものみて調べを進めている。
青森県警・八戸署によると、警察が事故発生を認知したのは17日の午前6時35分ごろ。八戸市是川長才平付近の市道を通り掛った人が、ガードレールに衝突した軽トラックと、その近くに意識を失った状態で倒れている高齢の男性を発見。警察に届け出た。
通報を受けて駆けつけた同署員が道路右側のガードレールに衝突して中破した軽トラックと、車外に倒れている男性を確認。男性は近くの病院に収容されたが、間もなく死亡が確認された。後に同市内に在住する76歳の男性であることが判明している。
現場は緩やかな左カーブ。警察ではハンドル操作を誤ったことが事故の原因とみられている。しかし、事故を起こした正確な時刻は判明しておらず、警察では男性の遺体を司法解剖して死因や事故発生時刻の特定を急ぐ方針だ。