【トヨタ ランドクルーザー 新型発表】本物の造形を目指した

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ ランドクルーザー 新型発表】本物の造形を目指した
【トヨタ ランドクルーザー 新型発表】本物の造形を目指した 全 5 枚 拡大写真

新型トヨタ『ランドクルーザー』のデザインについて、開発を担当したトヨタ車体デザイン部長の大槻唯夫さんは、「ランドクルーザーは、中近東で、クルマを複数所有する人のファーストカーという顔がある。見せ掛けではなく、本物の造形を目指した」と、コメント。

「キャラクターが確立した車種だということと、『ハリアー』等の他車種との兼ね合いから乗用車に近寄るスタイリングにする必要もなかった」

デザイン上のランクルらしさについては「顔つきに関して、40系から続くランクルフェイスという“Tの字”を大事に表現した」と同じく大槻さん。バンパーに食い込むようなフロントグリルになり、先代より縦方向の厚みを増している。

「ベルトラインを若干上げ、内側から臨む“安心感”を確保しつつ、“内から溢れる筋肉”のようなドア断面を与えた」と、進化したポイントを加えた。そのため、オーバーフェンダーや、グルーヴの入るアンダーガードといった表現は避けている。一体感が増したバンパーや、ブラックアウトしたサイドステップ等も効いている。

先代までの特徴だったDピラーのベンチレーションも廃し、面を太く力強く見せることを優先している。「ベンチレーションダクトが加わることで弱く見えることを避けた。しかし、機能自体はリアバンパーに格納されているため、犠牲にはなっていない」と、大槻さんは語った。

これらに加え、ショルダー面をリアへ回しこんだことや、ヘッドランプ・リアコンビランプをボディより張り出すことによって、“ワイド感”がかなり強調されている。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  3. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  4. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  5. ソニー・ホンダを提訴、米カリフォルニア州ディーラー団体「EV直販は違法」[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る