日本特殊陶業、セラミックセンサを100%子会社化

自動車 ビジネス 企業動向

日本特殊陶業と日本ガイシは、自動車用酸素センサの合弁事業を解消すると発表した。自動車用酸素センサを生産するセラミックセンサは日本特殊陶業の100%子会社となる。

セラミックセンサは、日本特殊陶業と日本ガイシが折半出資して1988年に設立された。日本特殊陶業は中長期の経営方針として世界ナンバーワンの製品をさらに強化することを掲げており、センサビジネスも拡大していく方針だ。この一環としてセラミックセンサとの連携を強化し、製造から販売まで一貫した体制によって事業運営を効率化する必要があると判断、100%子会社化することにした。

日本特殊陶業は、セラミックセンサの取得で、のれん代約90億円を10年で均等償却する予定で、年間約9億円の償却費が発生する見込み。

《レスポンス編集部》

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