ふそう エアロスターが新長期排ガス規制適合…尿素SCRシステムを採用

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三菱ふそうトラック・バスは、新長期排出ガス規制に適合した新型『エアロスター』(大型ワンステップ路線バス / 大型ツーステップ自家用バス)を26日から発売開始した。

今回の改良では、尿素SCRシステムを採用した。

尿素SCRシステムは、エンジンの燃焼状態を最適化することによってPMの低減を図るとともに、燃焼を上げるに伴い発生するNOxの低減と低燃費を両立する技術。システムは、SCR内蔵マフラーと尿素水添加システムで構成され、尿素水から生成したアンモニアの化学反応によって、NOxを無害な窒素と水に分解する。

また、尿素SCRシステムによるNOxの低減とエンジン本体で燃料を超高圧燃料噴射することによりPMを削減し、長期排出ガス規制に対応するとともに、さらにPMを10%低減することで、低排出ガス重量車認定制度の認定も取得した。

加えて尿素SCRシステムの採用と、エンジン本体の燃焼効率向上により燃費の向上を実現し、2015年度重量車燃費基準を達成した。

《レスポンス編集部》

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