日本最大級のモータースポーツのイベント、『モータースポーツジャパン2007フェスティバルインお台場』が23日・24日に開催された。24日にはパナソニック・トヨタ・レーシングのヤルノ・トゥルーリ選手がF1デモ走行を行った。
デモ走行は、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトン選手のホンダ「RA107」の後を受け、連続する形で実施。日本が誇る2大F1マシンがデモ走行を行うとあって、走行エリア周辺は観客ですし詰め状態である。
日本びいきで知られるトゥルーリ選手は、エリアへの登場時も日章旗を忘れない。そして、昨年後半を走った「TF106B」に乗り込み、デモ走行を開始した。F1マシンには少々狭いデモ走行エリアながら、派手に振り回し、ドーナツターンやホイールスピンでタイヤスモークを上げた。また、一度スタッフの元にマシンを寄せると、日章旗を受け取り、フェンス沿いに旗を振りながらパレードラン。ファンを喜ばせた。
そして再びHonda Racing F1 Teamのバトン選手とチームスタッフが登場して、合同のフォトセッション。両選手はお互いの健闘を誓い合い、固く握手をした。
また、そのあとにボーナスとして、トゥルーリ選手はレクサス『SC430』に乗り込み、バトン選手の乗るホンダ『S2000』とデモランの競演。S2000を派手に振り回すバトン選手に対し、トゥルーリ選手はSC430をフェンス沿いにゆっくりとパレードラン。ファンに手を振った。
デモラン後のインタビューでは、「本日はありがとうございました。今週末、また会いましょう!」とコメント。そして、最後は日本語で「また会いましょう」とファンにメッセージを送り、エリアを後にした。