登園時のトラック事故で禁固の実刑

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今年6月、長野県長野市内にある幼稚園前の市道で、トラックを後退させている際に2歳の男児をはねて死亡させたとして、自動車運転過失致死の罪に問われた中国籍を持つ43歳の男に対する判決公判が26日、長野地裁で開かれた。裁判所は禁固1年6か月の実刑を命じている。

問題の事故は今年6月22日午前に発生した。長野市大豆島付近にある私立幼稚園前の市道を2歳の男児が1人で歩いていたところ、近くの工事現場に向けてバックで進行してきた普通トラックにはねられた。男児は頭部を強打し、収容先の病院で間もなく死亡した。男児は母親が目を離した隙に歩き出したという。

警察ではトラックを運転していた43歳の中国籍の男を現行犯で逮捕。現場となった幼稚園とは「登園時などは作業を一時中断」、「車両進行の際には誘導員を付ける」などの取り決めがなされていたが、男は誘導員が指示をしていないにも関わらず、漫然とバックを開始していた。

26日に行われた判決公判で、長野地裁の土屋靖之裁判官は「事故当時は登園時間帯で、事前の取り決めがなされていたように、より重い注意義務が課せられていた」と指摘した。その上で裁判官は「被告は後方確認という、基本的な注意義務を怠って事故を起こした。被告の過失は大きく、その結果も重大だ」として、被告に対して禁固1年6カ月の実刑判決を言い渡している。

《石田真一》

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