IC出口車線から本線へ強引に戻り、後続のトラックに衝突

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9月29日未明、長野県箕輪町内の中央自動車道上り線・伊北インターチェンジ(IC)付近で、出口車線から本線へ戻ってきた乗用車と、本線を走行していた大型トラックが衝突する事故が起きた。現場後方では別の衝突事故も発生し、8人が重軽傷を負っている。

長野県警・高速隊によると、事故が起きたのは9月29日の午前3時5分ごろ。箕輪町中箕輪付近の中央自動車道上り線・伊北ICで、ICの出口に向けて進行していた56歳男性が運転する乗用車が減速車線から本線に復帰。本線の第1車線を走行していた34歳男性が運転する大型トラックと衝突した。

この事故で乗用車は大破。乗用車の後部座席にシートベルト未着用で同乗していたとみられる2人が骨折などの重傷。双方の運転者を含む3人が打撲などの軽傷を負っている。

また、この事故を目撃して約300m手前で停車した乗用車に対し、トラック2台が追突する二次被害も発生。この事故では3人が骨折や打撲などの重軽傷を負い、いずれも近くの病院に収容され、手当てを受けている。

現場は見通しの良い片側2車線の直線区間。警察では乗用車が出口を間違え、後方の確認もせずに本線へ戻ろうとしたことが事故につながったとみて、運転者から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

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