松下電器、自動車レース用部品を開発・製造する新会社などを設立

自動車 ビジネス 企業動向

松下電器産業は、自動車レース業界向け新軽量二次電池の開発・製造・販売を行う「イブリダセル」と、タンパク質の構造解析、予測、ソリューションビジネスを行う「サイファイフォールディングス」の2社を設立したと発表した。

両社ともベンチャー支援制度「パナソニック・スピンアップ・ファンド」(PSUF)を活用した新会社。同制度を活用し、すでに25社が設立されており、今回の2社をあわせると合計27社となった。

イブリダセルは、自動車レース業界向けに、独自技術を用いた従来にない大幅な軽量化を可能とした車載用二次電池を製造、販売する。この電池は、従来のレース用鉛バッテリーと比較して50%以上の軽量化を達成し、車載用鉛バッテリーとの互換性も確保した。鉛フリーを実現して環境にも優しい。

新会社ではユーザーの要求仕様にきめ細かく対応したレース用新軽量二次電池の提供を通じ、将来的には市販車両への採用を目指した新型車載用バッテリーの技術開発を目指す。

一方、サイファイフォールディングスは、タンパク質の立体構造予測、構造解析、機能予測に関わるソフトウェア開発・販売とソリューション、さらに、タンパク質の設計開発を行う会社となる。

《レスポンス編集部》

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