『フォーブス』が選ぶベストコミューター

自動車 テクノロジー ネット
『フォーブス』が選ぶベストコミューター
『フォーブス』が選ぶベストコミューター 全 1 枚 拡大写真

統計によると、アメリカ国民は2005年に総計で42億時間を渋滞の中で過ごし、29億ガロンのガソリンを無駄に消費した、という。原油価格が史上最高値を更新する中、時間の無駄と共に金銭的な負担もバカにならない。

こんな状況の中で、車での通勤をより楽しむためにベストな車とは何か? 経済誌の『フォーブス』電子版が、ユニークな理由と共にピックアップしたモデルを紹介しよう。

基本的な条件としては、快適で乗り心地が良く、外見から想像するよりインテリアが広々として、安全性、燃費も優れている。この中から、ドライバーの家族構成、予算なども踏まえて、いくつかのモデルが選ばれた。

まず、価格が安く、かつ上記の条件を満たす車として、圧倒的に評価が高いのはホンダ『フィット』。「1万5000ドルで購入できるとは思えない満足感を与える」とコメントされている。

次に、スタイル、装備、パフォーマンス、燃費を備えながら価格も納得の車として挙げられているのが日産『アルティマ』。また、当然はずすことができないハイブリッドとして高評価を与えられているのはやはりトヨタ『プリウス』だ。

ラグジュアリースタイルを好む人にお勧めなのは、BMW『335iコンバーチブル』。渋滞の最中にオープントップにし、リラックスして1日を振り返る。スタイリング、パフォーマンスに優れ、燃費もこのクラスとしては最高だ。

また、全米で11%の人が通勤に車の乗り合いを行っていることから、7 - 8人乗りのクロスオーバーやSUVも選ばれている。特にメルセデスベンツ GLクラスは、3列目シートでも身長180cmの大人が楽に座れることが高評価。また、5人以上乗せられてもっとも燃費の良い車としてGMC『アーケディア』が選ばれている。

コンパクトからラグジュアリーまで、チョイスの幅の広いコミューター。渋滞と財布に勝てるのは果たしてどのモデル?

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダの新型SUV『CX-70』、ターボ+ハイブリッド搭載…メキシコ市場に導入へ
  2. ドゥカティ、アイルトン・セナを称える『モンスター』発表…世界限定341台
  3. スズキ『ジムニー 5ドア』に500台限定の「ヘリテージ」仕様…オーストラリアで発表
  4. アウディ A3 改良新型、1.0リットルエンジン搭載の入門グレード登場…欧州仕様
  5. あの怪物マシン“5ターボ”が復活?! ジムニーが大変身したダムド『リトル・サンク』の新しい魅力PR
  6. 【ランドクルーザー250 vs ラングラー】スペック比較…新型オフローダーの性格の違いが明らかに
  7. 【メルセデスベンツ Eクラス 新型試乗】「いいセダンこそいいクルマ」を再認識…島崎七生人
  8. [低予算サウンドアップ術公開]簡単&リーズナブルな「セルフ・デッドニング」で音を変える!
  9. 「三種の神器」は衰退か、自動車プラモデルは老舗が奮闘…第62回 静岡ホビーショー
  10. いすゞとカミンズ、新型6.7リットルエンジン発表…『フォワード』に搭載
ランキングをもっと見る