不思議交流空間…先端技術実証プロジェクトスタート

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不思議交流空間…先端技術実証プロジェクトスタート
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秋葉原先端技術実証フィールド推進協議会は19日より、ユビキタスサービスについて東京・秋葉原をフィールドとした実証プロジェクト、「秋葉原不思議交流空間プロジェクト」を行なう。16日に記者発表会を秋葉原ダイビルで実施した。

秋葉原不思議交流空間プロジェクトは、総務省からの委託研究「UAA」(ユビキタスネットワーク認証・エージェント技術研究開発)プロジェクトの一環。安全・安心・便利なユビキタスサービスを提供するための、プラットフォームを実フィールドで検証する。UAAプロジェクトの主催はUAA2007年度実証実験実行委員会。

秋葉原先端技術実証フィールド推進協議会が10月から11月にかけて実施するプロジェクトは3種類。『秋葉原不思議交流空間プロジェクト』、『CompassMark プロジェクト』、『Live! Commerce Akiba - お客さんの今欲しいものを知っている街 -』となっている。

秋葉原不思議交流空間プロジェクトでは、まず、日立製作所製RFID「ミューチップ」付きのカード「AKIBA Town Card Wonder Version」が1万枚ほど無料配布される。それを秋葉原の店舗など6か所(秋葉原UDX、アソビット、石丸SOFT2、海洋堂、ツクモ、オノデン)に設置される端末「ワンダーステーション」に認識させると、店舗やイベントなどの情報を得られたり、ゲームを楽しめたりする。端末画面では、モリナガ・ヨウ氏のキャラクターが活躍する。

また、ユーザーがカキコミを行えるインターネット掲示板「ワンダーボード」も別途用意。ユーザーからの情報発信や、ユーザー同士の情報交換を行えるようになっている。ワンダーステーションやワンダーボードを利用することでポイントが貯まり、一定ポイント数以上で景品がもらえる。ポイント数によってキャラクターが進化するなどのサービスの変化も用意されている。

実証は2回に渡って行われ、「1st. Stage」が19日から28日まで。「2nd. Stage」が11月16日から30日までだ。

会見では、秋葉原先端技術実証フィールド推進協議会会長である東京大学大学院情報理工学系研究科の廣瀬通孝教授の挨拶や、同協議会代表理事の東京大学国際・産学共同研究センターの妹尾堅一郎客員教授の実証プロジェクト紹介などが行われた。

秋葉原先端技術実証フィールド推進協議会
http://www.akibafield.jp/

《デイビー日高》

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