ポルシェ、ドイツに巨大スペアパーツ倉庫2棟を建設へ

自動車 ビジネス 企業動向
ポルシェ、ドイツに巨大スペアパーツ倉庫2棟を建設へ
ポルシェ、ドイツに巨大スペアパーツ倉庫2棟を建設へ 全 2 枚 拡大写真

ポルシェAGは、スペアパーツ用のウェアハウスをルートヴィヒスブルク行政区にあるザクセンハイムの工業地域、アイヒヴァルトに建設することを決定し、新しいセントラルパーツウェアハウスの定礎式を行った。

定礎式は、ポルシェAGで生産物流部門の責任者ミヒャエル・マハト取締役と、アイヒヴァルト行政連合のトップが出席した。

ポルシェAGは、総額1億ユーロ以上を投資して総面積26ヘクタールの敷地に施設を建設する予定だ。まず、総床面積4万平方メートルの倉庫を2008年の春までに竣工し、操業を開始する予定。そして第2段階として、さらに敷地面積7万2000平方メートルの倉庫を2010年までに完成させる計画だ。この2つの倉庫が完成すると合計8万アイテムの新旧世代のポルシェ車の部品が保管される。

マハト取締役は「ルートヴィヒスブルクにある現在の倉庫はこれ以上の増築が不可能だが、販売台数とモデルレンジは拡大しており、スペアパーツの需要が増え続けているため、スペアパーツの物流を見直し、無駄のないオペレーションを導入することが不可欠だった」としている。

第2段階が完了した際、ザクセンハイムのパーツウェアハウスで約350人の技術職を採用する予定だ。

最新のスペアパーツ用ウェアハウスは、ポルシェの特徴的な建築物となる予定で、透明な建築構造を取り入れていることから建物内には光が多く入り、快適な労働環境を提供すると、している。建材についても、最新の環境基準に適合したものを使用する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. 「まさにアメリカンスポーツの最高到達点」1000馬力越えの『コルベット』にSNSも注目!コスパ最強ハイパーカー誕生か
  5. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る