【東京モーターショー07】モーターを使わないでエンジン始動…マツダ

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【東京モーターショー07】モーターを使わないでエンジン始動…マツダ
【東京モーターショー07】モーターを使わないでエンジン始動…マツダ 全 3 枚 拡大写真
東京モーターショーのマツダブースには次世代パワーユニットが展示される。「SISS(スマートアイドルストップシステム)」も、そのひとつだ。これは停車時に自動的にエンジンを停止し発進時には自動的に再始動するアイドリング停止装置のひとつ。

だが、一般的なアイドリング停止機構がモーターを使ってエンジンを再始動するのに対し、エンジンの直噴システムを使って再始動するのがポイント。停止中のエンジンのシリンダー内に直接燃料を噴射し爆発させ、そのエネルギーでピストンを押し下げて再始動するのだ。

メリットは、静かで素早く“ストレスのない”再始動ができること。リポーター自身もSISSのアイドリングストップ制御を体感したが、発進しようとアクセルを踏んだ瞬間に素早くエンジンがかかる制御は見事だ。

担当スタッフによると「都市部ではエンジンを掛けているうちの約30%がアイドリング状態。アイドリングストップで約10%(10・15モード)の燃費向上が期待できる」という。

そのほかマツダブースには、直噴や燃焼の技術を進化させた次世代の直列4気筒ガソリンエンジン、より高回転までストレスなく回せることで気持ちのよい走りを提供する次世代クリーンディーゼルエンジン、そして全面新設計の次世代ロータリーエンジンなども展示される。

《工藤貴宏》

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