クライスラー、モデル数カットへ

自動車 ビジネス 企業動向
クライスラー、モデル数カットへ
クライスラー、モデル数カットへ 全 6 枚 拡大写真

UAWとの交渉時間切れによるストを6時間で回避したクライスラーグループだが、UAWと妥結に合意するや否や、いくつかのモデルの継続廃止、ひいてはジョブカットに言及した。

【画像全6枚】

クライスラーではどのモデルを廃止にするのか明言していないが、業界ではジープ『コマンダー』、クライスラー『シーブリング』、クライスラー『アスペン』、ダッジ『ニトロ』などが対象ではないか、との噂が広まっている。

これらのモデルは自社内に競合モデルがあり、例えばダッジ・ニトロはジープ『リバティ』とほぼ同じスペック、同じ層をターゲットとした車だ。ジープ・コマンダーも、同じジープ『グランドチェロキー』と競合する。

そもそも全モデルの40%以上をミニバン、SUVなどのライトトラックが占めるクライスラーグループは、昨今のガソリン高による燃費の悪い車買い控えの風潮にもっともダメージを受けているメーカーでもある。

このトップヘビーの構造を改革し、中国チェリー自動車とのベンチャーである小型車をラインナップに入れ、総合的に利益が挙げられる体質作りに邁進したいクライスラーだが、UAWからの反発は必至だ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  3. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  4. ペダル踏み間違えで発生した死亡事故、高齢の被告に実刑判決
  5. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る