日本鉄鋼連盟は、9月の鉄鋼生産概況を発表した。それによると粗鋼生産量は993万トンで、前年同月比3.4%増となった。
このうち、銑鉄は723.4万トン、同3.3%増となり、15カ月連続プラスとなった。粗鋼生産は993.3万トン、同3.4%増となり、16か月連続増となった。9月としては1973年に次ぐ過去2番目の高水準だった。
炉別では、転炉鋼が741.9万トン、同4.3%増、電炉鋼が251.4万トン、同0.7%増となった。
鋼種別生産では、普通鋼が777.1万トン、同4.4%増、特殊鋼が216.1万トン、同0.2%減だった。