函館市でモバイル観光情報配信---NECが実証実験

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函館市でモバイル観光情報配信---NECが実証実験
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NECは、函館まちナビ協議会と公立はこだて未来大学と共同で、10月27日 - 11月11日の期間、函館市湯の川温泉で開催される「はこだて湯の川温泉泊覧会」(湯の川オンパク)と市内周辺地域で、ICカードや『おサイフケータイ』を活用して、市民や観光客に観光スポットへの来訪・周遊を促すモバイル情報配信システムの実証実験を実施すると発表した。

函館まちナビ協議会は、国土交通省が推進する、観光客への情報提供の高度化による移動を支援するプロジェクト「まちめぐりナビプロジェクト(まちナビ)」で、観光客向け個別カスタマイズドサービス提供事業者として採択されている。函館まちナビ協議会が推進する「はこだてまちナビ」は、湯の川オンパクの特別企画プログラムとして実施する。

今回実証試験を行うシステムは、はこだてまちナビに参加する市民や観光客が、ICカードやおサイフケータイを観光スポットに設置したリーダにかざすと、携帯電話に周辺の観光情報や、まだ訪れていないチェックポイントへの経路案内情報・周辺情報などが配信される仕組みで、市内に点在する観光スポットへの来訪・周遊を促し、観光地を活性化するとともに、地域に密着した独自の行程プランを提供する。

観光客一人ひとりの動態に合わせた個別情報を、ICカードやおサイフケータイと組み合わせて観光客の移動とともに提供する初めての取り組みとなる。

はこだてまちナビは、函館まちナビ協議会と公立はこだて未来大学が基本企画を策定、NECも企画段階から参画した。さらに、NECシステムテクノロジー、NECソフトウェア東北の2社がシステム企画開発で協力した産学連携の取り組みとなっている。

《レスポンス編集部》

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