【D視点】栄光と成功はふたたび?…新型 アウディ R8

自動車 ニューモデル 新型車
【D視点】栄光と成功はふたたび?…新型 アウディ R8
【D視点】栄光と成功はふたたび?…新型 アウディ R8 全 15 枚 拡大写真
1
スーパーカー再来か

2シーターミッドシップスポーツカーの新型『R8』発表で、アウディはプレミアムスポーツカー市場への参入を表明した。選択肢の広がりはユーザーだけではなく、このカテゴリーの進歩につながる嬉しいニュースだ。

新型R8は、2003年フランクフルトモーターショーで発表されたコンセプトモデル『ルマンクワトロ』の市販バージョンだ。サイズは、全長4435mm×全幅1905mm×全高1250mm、4.2リットルV8気筒エンジンは420馬力を発揮する。

車両サイズ、性能とも際立った特徴はないが、スーパーカー再来を思わせる、抜群のプロポーションには思わず立ち止まってしまう。

しかし、見慣れるにしたがって、ボディの中心にキャビンを設けた2シーターミッドシップカーの典型とも言えるデザインは、端正にまとめることに始終していることがわかってくる。唯一の挑戦となっている、「ブレード」と呼ばれるドア後端に続く、素材選択が可能な大きなパネルのデザインも、チャームポイントとしては力不足だ。

このクルマには不似合いな、アウディ定番のシングルフレームの大きな顔がゲルマンの信頼性を保障しているように見えるのか、当面の販売は好調のようだ。1600万円強と高額な新型R8の定着に向けて、特別の訓練を受けた全国7か所の「アウディR8ディーラー」に限定した販売、メンテナンスと、万全のサービスを期している。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 続きを読む

《松井孝晏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  5. 新型EVセダン『マツダ6e』、カーフェスト2025で英国一般初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
ランキングをもっと見る