トピー工業、軽量化した中型トラック用ホイールを発売

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トピー工業、軽量化した中型トラック用ホイールを発売
トピー工業、軽量化した中型トラック用ホイールを発売 全 1 枚 拡大写真

トピー工業は、軽量化要求の高いトラック向けに従来製品に比べ最大6%の軽量化を実現した中型トラック用軽量化ホイールを開発、納入を開始したと発表した。

ホイールのリムには、一般的に両面が平滑な板が使用されている。これは、全断面が均等厚であることから、成形加工性は高いものの、リムの構造上不要な箇所も厚肉となり、重くなる。

同社では、軽量化を目的に、新開発の「コルゲートリム」を採用した中型トラック用軽量化ホイールを開発した。コルゲートリムは、成形後に板厚が最適配分となるよう平板の片面に波形の形状を付けた不等厚鋼材を素材に製造する。構造上必要最低限の肉厚配分としたリム材料をロール成形で加工することで、トピー工業従来品に対し最大6%の軽量化を実現した。

現在、中型トラックは排ガス規制対策のために車両重量が増加傾向で、積載量の確保や環境対策に向けて、部品の軽量化が求められている。同社はこれまで軽量化のため、リムに使用する材料を平板から形鋼へ、また材質に高張力鋼を採用して軽量化ニーズに対応してきた。今回の中型トラック用軽量化ホイールは、さらなる軽量化ニーズに対応するために、新たな素材形状を設計・解析したもの。

《レスポンス編集部》

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