コスモ石油は、100%子会社のコスモエネルギー開発が、ドイツ・ウィンターシャル社、インドネシア・プルタミナ社と共同で、カタール政府との間でカタール国ブロック3鉱区の探鉱生産分与契約を調印したと発表した。
コスモ石油グループの子会社のカタール石油開発がカタール国で、原油を生産しており、今回のブロック3鉱区の取得により、グループのカタール国での石油開発事業を一層拡大する。
今回、権益を取得したのはカタール半島北方沖合いの1600平方キロメートル。権益はコスモが35%、ウィンター社が40%、プルタミナ社が25%。
今後、新規の地震探査を実施し、有望地域を選定の上、試掘井を掘削する予定。試掘に成功した場合、さらに油田の広がりを確認するため、評価井を掘削する。商業規模の石油ガスの存在が確認できた場合、生産井の掘削および生産処理・貯油出荷設備を設置し、生産を開始する予定だ。