【新聞ウォッチ】三菱自動車が5年ぶり黒字、東京モーターショーでも好感

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【新聞ウォッチ】三菱自動車が5年ぶり黒字、東京モーターショーでも好感
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年10月31日付

●トヨタ世界販売台数上方修正へ 世界一の可能性も(読売・8面)

●松下売上高4兆5253億円、過去最高(読売・8面)

●道路特定財源、しぼむ「完全一般化」自民PT初会合、慎重論が噴出(朝日・9面)

●鉄鋼3社、提携を強化 半製品融通拡大など(朝日・11面)

●三菱自動車は5年ぶり黒字(朝日・11面)

●200万円スポーツカー、トヨタと富士重(東京・8面)

●トヨタが超える1000万台の先に(日経・11面)

●富士重・ダイハツ乗用車非相互供給へ 各社「フルライン」転換へ(日経・11面)

ひとくちコメント

三菱自動車が07年9月中間連結決算ベースで5年ぶりの営業黒字に転換したという。きょうの各紙にも「黒字」を強調した見出しが多い。

欧州・アジアなど海外販売が回復し、3月から北米を皮切りに世界発売した『ランサー』(日本名『ギャランフォルティス』)や『アウトランダー』が好調だったそうで、通期の世界販売も当初計画より3万9000台上乗せして136万2000台に上方修正したという。

思えば、安全性にかかわる一連の不祥事で、ここ数年、東京モーターショーの会場でも三菱は自粛ムード漂う展示内容だった。

今回もひと頃のような派手なパフォーマンスはみられないが、ショータイムには手話通訳者を配置させるなど、耳の不自な方へのさりげない気配りに好感が持てる。中間期とはいえ5年ぶりの「黒字転換」は開催中のモーターショーの"現場"のスタッフにも励みとなるだろう。

《福田俊之》

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