福祉車両販売台数、07年度上半期…法改正対応でマイナスに

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福祉車両販売台数、07年度上半期…法改正対応でマイナスに
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日本自動車工業会が発表した2007年度上半期(4 − 9月)の福祉車両の販売台数は、前年同期比15.4%減の1万6489台とマイナスとなった。新車市場全体の低迷が福祉車両の需要にも影響した。小型車、軽四輪車は、シート強度アップの法改正対応も重なり、マイナスとなった。

車種別では小型車は同16.4%減の1万0582台と低迷した。全需の低迷や、法改正対応により、特に、昇降シート車・回転シート車は前年割れとなった。ただ、下期については車種の切り替えもあり、回復する見通し。

軽四輪車は同11.6%減の3727台だった。軽四輪車は低価格で小回りが利くため、車いす移動車を中心に伸びてきたものの、上半期は全体の落ち込みと同様に減少した。昇降シート車・回転シート車は微増だった。今後も、軽自動車の経済性から、引き続き需要が堅調に推移するとしている。

バスは同16.6%減の2180台だった。2004年1月からのノンステップバス標準仕様の認定制度が浸透し、公共交通機関として大型路線バスを中心に福祉車両への代替需要があったが、排ガス規制対応などが影響し、上半期はマイナスとなった。

《レスポンス編集部》

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