10月の米新車販売…1%減

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10月の米新車販売…1%減
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アメリカ国内の10月の新車販売は昨年同月比で1%減、年間ペースで1610万台にとどまった。ビッグ3ではフォード、クライスラーが共に販売台数減だが、GMだけは日本のビッグ3と共にやや増加。スバル、三菱、ヒュンダイは共に減少している。

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特に落込みが目立つのは今回もフォードモーターで、昨年同月比で9.3%減、クライスラーグループも9%減となった。フォードはクロスオーバーが健闘しているが、ベストセラーの『F150』トラックやフォードの「顔」とも言える『マスタング』などの落ち込みが目立つ。

全体にライトトラック比重が大きいクライスラーは、SUV、ミニバンを中心に苦しい販売状況だ。

一方、増加とはいえトヨタ、日産、ホンダの日本のビッグ3も決して好調とは言えない。年間販売ベースで見るとトヨタはほぼ横ばい、ホンダはやや下落、という結果となるためだ。日産の増加も、原動力となっているのはレンタカーなどの商業用車両の販売だ。

アウディ、BMW、メルセデスベンツ、ポルシェ、フォルクスワーゲンなどのヨーロピアンメーカーは揃って増加という結果となったが、このところのユーロに対するドル安を反映し、近く値上げが必要となる、と予想されているため、年末に向けては厳しい見方が出て来ている。

これらヨーロピアンメーカーは、顧客層に高所得者が多く、サブプライムローン問題を受けての株価下落などの影響をあまり受けていない層である、という事実も大きい。これはGMにもあてはまり、10月のGM躍進の原動力となったのは新型のキャデラック『CTS』の好調。このモデルに関しては昨年同月比75%増、という勢いだ。

アメリカの景気は2度にわたる利下げにもかかわらず停滞、あるいはやや後退が予想されており、トヨタといえども一部モデルにインセンティブ導入が必要となっている。年末商戦に向けて、各メーカーは今後も厳しい戦いを強いられることになりそうだ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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