2日午後、福井県福井市内の県道で、交差点を右折しようしていた福井鉄道バスが運行する路線高速バスが、道路を横断しようとしていた73歳の女性をはねる事故が起きた。女性は間もなく死亡。警察はバスを運転していた43歳の男を逮捕している。
福井県警・福井署によると、事故が起きたのは2日の午後2時35分ごろ。福井市中央1丁目付近の県道交差点で、福井鉄道バスが運行する路線高速バス(福井発/名古屋行き)が右折しようとしたところ、前方の横断歩道を渡っていた73歳の女性をはねた。
女性は転倒した際に全身を強打。近くの病院に収容されたが、内臓破裂などが原因で間もなく死亡した。警察ではバスを運転していた43歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。女性の死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。
現場は見通しの良い交差点。調べに対して男は「横断している女性にまったく気がつかなかった」などと話しているようだ。