灯油仕様の燃料電池システム 新日本石油と九州大学が実証実験

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灯油仕様の燃料電池システム 新日本石油と九州大学が実証実験
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新日本石油は、九州大学と共同で、同大学伊都キャンパス内の学生食堂「ビッグどら」に設置した灯油仕様10kW級業務用燃料電池システムの実証試験運転を6日から開始したと発表した。

今回設置した業務用燃料電池システムは、新日本石油と三菱重工業が共同開発したもので、これまで都内のコンビニエンスストアや広島県内のビジネスホテルで行った実証試験で得られた結果を反映させて改良した新型のシステム。

実証試験では、来年9月までの約1年間にわたり、学生食堂という実際の営業店舗で長期間にわたり運転することで、耐久性や最適な運転方法による電気とお湯の有効利用を検証する。

新日本石油は、今回の実証試験以外にも、財団法人新エネルギー財団が実施している「定置用燃料電池大規模実証事業」で1kW級家庭用燃料電池システムを今年度末までに参加事業者中最大となる831台を設置している。将来の燃料電池の普及に向けてこれからもさまざまな施策に取り組んでいく方針だ。

《レスポンス編集部》

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