歩行が危険な道路でまた事故、2人が死亡

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4日夕方、石川県宝達志水町内の国道159号で、道路の路肩を歩いていたとみられる88歳の女性と6歳の女児が後方から進行してきた乗用車にはねられた。2人は数メートル弾き飛ばされ、全身強打で死亡している。

石川県警・羽咋署によると、事故が起きたのは4日の午後6時ごろ。宝達志水町杉野屋付近の国道159号で、帰宅のために路肩を歩いていたとみられる88歳の女性と、孫にあたる6歳の女児が後方から進行してきた乗用車にはねられた。

2人とも数メートル弾き飛ばされ、女児は頭部を強打して即死。女性は近くの病院に収容されたが、全身強打で間もなく死亡している。警察ではクルマを運転していた35歳の男を自動車運転過失致死傷の現行犯で逮捕。容疑を同致死に切り替えて調べを進めている。

現場は片側1車線の直線区間。付近では速度超過を原因とする事故が過去3年間で13件発生している。地元では「歩くことが危険な道路」と言われていたが、2人の自宅は国道に面しており、危険を認識しつつ歩く日々が続いていたという。

《石田真一》

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