ホンダ、燃料電池自動車への家庭用水素供給システムの実験稼働を開始

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ホンダ、燃料電池自動車への家庭用水素供給システムの実験稼働を開始
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ホンダR&D アメリカスは、プラグパワー社と共同で開発している燃料電池自動車への水素燃料供給とコージェネレーション機能をあわせ持つ「ホーム・エネルギー・ステーション」の第4世代モデル「Home Energy Station IV」を米国カリフォルニア州トーランスで実験稼動を開始した。

ホーム・エネルギー・ステーションは、燃料電池車の普及を目指し、燃料である水素の供給を一般家庭で行うための設計となっている。

天然ガスを改質し水素を精製するとともに、燃料電池コージェネレーション機能によって家庭用の熱および電力を供給する。

ホーム・エネルギー・ステーションIVでは、一般家庭で、より現実的な使用を想定し、従来に対して「高効率化」「小型化」に重点を置いて開発した。ガソリン車と商用電力を使用している一般家庭と比較すると、CO2の排出量は約30%、ランニングコストは約50%の低減できる。

また、従来別のシステムだった水素精製装置と家庭用発電を行う燃料電池を統合し、水素精製と発電を切り替えるシステムを採用することで、第1世代と比べて約70%小型化した。

《レスポンス編集部》

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