【ロサンゼルスモーターショー07】クライスラー、ひと味違うパッケージ

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【ロサンゼルスモーターショー07】クライスラー、ひと味違うパッケージ
【ロサンゼルスモーターショー07】クライスラー、ひと味違うパッケージ 全 3 枚 拡大写真

今年大きな変節を迎えたクライスラーグループ。元々ラインナップにライトトラック系の車が多く、石油高にもっとも影響を受けたメーカーでもある。

そんなクライスラーが強調したのは「パッケージング」。アメリカ人の志向を分析すると、ミッドサイズのクロスオーバーへの需要は高い。そこで、 SUV、ミニバン、クロスオーバーの魅力を併せ持ち、かつスタイリッシュで使い勝手が良い、全体のパッケージングが優れた車こそが現在求められている車だ、とクライスラーは主張する。

その回答として出されたのがダッジ『ジャーニー』。スタイリング、フレキシビリティ、性能能力、そして安全性という条件を満たしながら、全体にエッジがきいたデザインで若々しさも感じさせるデザイン。また、座席下にストレージがある、パッセンジャーの足下には缶ジュースを冷やして保管できるストレージも用意、とまさにかゆい所に手が届く仕様だ。

インテリアには4つのコンセントも用意され、様々なニーズに応じることができる。

エンジンは2.4リットル・ワールドエンジン、2.7リットルV6、3.5リットルV6を用意、4WD仕様もある。

さらに、クライスラーによる驚きのハイブリッドパッケージも披露された。なんと、ダッジ『デュランゴ』HEMIエンジン搭載ハイブリッドだ。

パワフルなエンジンの代名詞であるHEMIと電気モーターによる2モードハイブリッドは、「パフォーマンスを損なうことなく、高速でも低燃費を実現できる」車だという。クライスラーではこれを「オールインワン・パッケージ」と呼び、燃費節約のためにファンtoドライブを犠牲にしない、環境問題へのクライスラーとしての回答としている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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