伊藤忠、英領シェトランド諸島西方沖合いの石油探鉱事業に参画

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伊藤忠商事は、太陽石油と共同出資しているシエコ北海石油の100%子会社であるシエコ・エクスプロレーション・アンド・プロダクション(UK)リミテッドを通じて、英国独立系石油開発会社フェロー・ペトロレアム・ピエルシーの子会社がシェトランド諸島西方沖合いに保有する探鉱鉱区2鉱区の一部権益を譲り受ける契約に調印、同海域で石油の探鉱事業に参画すると発表した。

今回の契約で探鉱する両鉱区ともに、大規模な油・ガス田の発見が相次いでいるノース・アトランティック・マージンと呼ばれる水深1000mを超す海域に存在しており、フェロー自治領海域鉱区ではアン・マリー、英領海域鉱区ではカードゥーと名付けられた大規模な構造が既に摘出されており、2008 - 09年にかけて試掘井が掘削できる見込み。

伊藤忠商事は、1992年に英国で石油開発事業に参入して以来、北海地域をコアエリアの一つと位置付け、15年にわたって培ってきた人的ネットワークと技術的知見を活かし、探鉱・開発・生産鉱区権益の獲得による埋蔵量の拡大に注力する。

伊藤忠商事は、取り分で日量約6000バレルの原油を英領北海から生産している。

《レスポンス編集部》

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