伊藤忠、英領シェトランド諸島西方沖合いの石油探鉱事業に参画

自動車 ビジネス 企業動向

伊藤忠商事は、太陽石油と共同出資しているシエコ北海石油の100%子会社であるシエコ・エクスプロレーション・アンド・プロダクション(UK)リミテッドを通じて、英国独立系石油開発会社フェロー・ペトロレアム・ピエルシーの子会社がシェトランド諸島西方沖合いに保有する探鉱鉱区2鉱区の一部権益を譲り受ける契約に調印、同海域で石油の探鉱事業に参画すると発表した。

今回の契約で探鉱する両鉱区ともに、大規模な油・ガス田の発見が相次いでいるノース・アトランティック・マージンと呼ばれる水深1000mを超す海域に存在しており、フェロー自治領海域鉱区ではアン・マリー、英領海域鉱区ではカードゥーと名付けられた大規模な構造が既に摘出されており、2008 - 09年にかけて試掘井が掘削できる見込み。

伊藤忠商事は、1992年に英国で石油開発事業に参入して以来、北海地域をコアエリアの一つと位置付け、15年にわたって培ってきた人的ネットワークと技術的知見を活かし、探鉱・開発・生産鉱区権益の獲得による埋蔵量の拡大に注力する。

伊藤忠商事は、取り分で日量約6000バレルの原油を英領北海から生産している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る